大学生・短大生のストレス得点
ストレス得点をご存知だろうか。様々なライフイベントでどの程度のストレスを感じるかを数値で示してもらったもので、通常は結婚を50として比較してもらうが、学生は大学入学のストレッサーを50としている。
1993年の論文なので今とは意識の違いがあると思うが、大学生活では「留年」「中退」「入試」「就職」などがあり、個人生活では「高額のローン」「怪我や病気」「恋人との離別」などが挙げられた。家庭生活では「配偶者の死」「親族の死」「家庭の健康や行動上の大きな変化」があげられ、社会的ストレッサーは「友人の死」「友人関係の変化」が挙げられた。
ストレスへの耐性度は80点で、現在のストレス度は51点と答えており29点とストレス耐性が勤労者(25点)よりも高い得点を示した。性別では女性が男性より有意にストレス点数が高い結果が出ている。男性は「性的な悩み」「恋人との和解」が女性よりも高得点が出ている。
基準とした大学入学50点より高得点のストレッサーは35項目を占めた。大学生1900名短大生542名の結果。