スポーツ選手には一般の学生とは違う経験があります。しかし、そのままではせっかくの能力を一般社会で生かす事ができないとも言われています。それは自身の能力を自覚し、スポーツ以外でどう役立てるかを理解出来ていないからです。これはスポーツ選手以外にも言えます。何かの分野で能力を発揮しても一般社会では理解されないこともあるようです。
能力を活かして生きられる人は少数で、ほとんどの人は社会に出て自分を見直さなければなりません。
そこで、必要なのは知識・考える力・判断力になります。多くのアスリートや能力者は考える力・決断力を持ち合わせていると考えられます。反面、知識の専門性が高く偏りがあります。そこを埋めるには広い知識が必要です。
例として
皆さんは自身で料理ができますか?
引越しの時の行政手続きについてご存知ですか?
自分の考えを伝えることは得意ですか?それは会話ですか?文書ですか?
など、競技には直接関係ないことでも、自分がわからない事をいかに解決するかが大切です。それには情報が溢れる現在は適切な検索により欲しい情報に早く辿り着くことも必要でしょう。情報を見分ける知識も必要です。その積み重ねが自身の成長になります。
知識を増やし蓄えることで判断の材料を増やすことができ、自身の意見を形成して行く事ができます。アスリートがセカンドキャリアで活躍するには競技に不要と思われる知識の獲得が必要です。
学習方法は色々ですが、サラリーマンの1日の勉強時間は6分と言われています。この時間では仕事の専門性は高まっても視野を広く持つことは難しそうです。毎日30分の勉強習慣で人生を変える事が期待できます。
今から学習する習慣を身につけセカンドキャリアでも輝く自分になりましょう。